この作品『デリヘル嬢とのルール破り時短SEX 3 さりな(26)』は、典型的な「風俗ファンタジー」の延長線上にある低予算AVの域を脱していない。さりなという26歳の嬢は、見た目こそ清楚系でスタイルも悪くないものの、演技が全体的に棒読みで感情の起伏が乏しい。冒頭の「もう来れないかもしれない」という男の台詞で急にスイッチが入る設定は、さすがに出来すぎていて笑ってしまう。現実のデリヘル嬢がそんなに簡単に本番OKを出すわけがないし、たとえ感情移入したとしても、ここまで露骨にキスや素股、フェラでサービスをエスカレートさせるなんて、ただの脚本家の妄想だ。
中盤の帰り際の呼び止めシーンは、なんとか盛り上げようとした努力は感じるものの、流れが唐突すぎて興が削がれる。キスで火が付いて延長して甘い濃密タイム……というのも、ただの体位チェンジと喘ぎ声の繰り返しで、技術的な工夫がほとんどない。さりなの反応も「気持ちいい」ばかりで、個性的な表情や言葉遣いが見当たらず、ただ時間を消化しているようにしか見えない。男優の方も淡々とした動きが多く、カメラワークも固定気味で退屈を加速させている。全体として「時短SEX」というタイトルに反して、ただただダラダラとした中身のないプレイが続いている印象だ。
正直、風俗ものを扱うAVとして最低限の緊張感や背徳感すら感じられず、ただのエロ動画レベル。さりなの身体は魅力的だが、それを活かしきれていないのが最大の弱点。もっとリアルな駆け引きや、ルール破りによるリスクを匂わせる演出があればまだマシだったが、このクオリティではリピートする価値はゼロに近い。辛口で言うなら、時間と金を無駄にした一作。
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