新人デリヘル嬢がキモメン三昧でベロキス奉仕しまくるという、かなり尖った企画。星川凛々花の清楚系ルックスを活かした「最初は拒否→徐々に堕ちる」流れは、脚本としては王道だけど、実際に映像を見ると中途半端な出来映えに終わっている。
まず最大の不満は、キモメンたちの「キモさ」が中途半端すぎること。ホームレス風入れ歯親父は確かに見た目がヤバいけど、カメラワークが遠巻きで迫力不足。剛毛デブの体毛描写も、ただ毛深いだけでエロティックさや嫌悪感が薄い。ニコニコハゲ親父に至っては、ただニコニコ笑ってるだけで「キモさ」のピークに達していない。せっかく「キモメン専用」と銘打ってるのに、もっと容赦ない外見や臭い演出、言葉責めを突き詰めてほしかった。
凛々花本人の演技は、新人らしい初々しさは出ているものの、ベロキスシーンのリアクションが中途半端。最初は嫌がってるのに、3回目くらいのキスで急にトロトロした表情になるギャップが不自然で、演技の起伏が足りない。アナル舐めや生本番に発展する流れも、ただ「気持ちよくなっちゃった」感が強く、彼女の内面的な変化や葛藤がほとんど描かれていない。もっと「こんなキモい男に舌を絡めさせられてる自分が信じられない」という羞恥や嫌悪を、表情や台詞でしっかり見せてほしかった。
ただ、唯一評価できるのはベロキスの量と粘着感。唾液を糸引かせながらの濃厚キスは、確かに見ていて「うわっ」と思わせる瞬間が何度かあった。凛々花の舌が意外と積極的に動くのも新鮮だったが、それだけで作品全体を救うには至っていない。
総評として、企画の方向性は面白いのに対し、演出・演技・キャスティングのすべてが中途半端。キモメンAVとして本気で尖らせるなら、もう一段階踏み込んだ汚さや精神的屈辱描写が必要だった。星川凛々花のポテンシャルを活かしきれていないのが、残念でならない。
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